編集者の読書感想文

書籍編集者の読書感想文です。良書を出版するために、ベストセラーのヒントをつかむために、書籍を読み漁っています。編集者としての気づきや気に入ったトピックなどをシェアします。たまに、話題がずれますが。

在宅勤務を極めた!?『在宅HACKS!』(東洋経済新報社)の読書感想文

小山 龍介(著) 

2020年6月出版/1650円/四六判/1色刷り/表紙カバーあり/

本文14Q/230頁/右開き/文字は縦組み/1ページ40文字×15行

柱:章タイトル:左ページノンブル横、節タイトル:右ページノンブル横

 

<出版社>

str.toyokeizai.net

 

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在宅勤務を始めて、1年以上が経ちました。

「何が正解なんだろう」「他の人はどうやっているのだろう」

そんな疑問から、本書を手に取りました。

 

<目次>

 

1.本書の構成

著者はコロナになる以前から、在宅勤務をされている方です。

その著者の実体験をもとに、話は展開します。

 

目次は、

第1章 環境整備ハック 

第2章 行動管理ハック 

第3章 コミュニケーションハック 

第4章 情報整理ハック 

第5章 メンタル&ヘルスハック 

第6章 副業ハック 

で、それぞれの章に、様々なお得情報(合計89項目)が載っています。

 

2.価値観の変化を痛感

便利なアプリやグッズの紹介があり、参考になりました。

ただ、1年以上も在宅勤務をしていますと、「知っている」「もうやっている」ということも、ちらほら。

そのため、読後、結構、自分も在宅勤務を極めてきているのかなと思いました。

 

さて、読んでいると、在宅勤務前後の自分の価値観が大きく変わっているなと痛感しました。

 

在宅勤務は、会社からの距離を取るだけでなく、実は自分の専門分野、普段の業務からも適切な距離を取るいい機会になります。

 

さまざまな領域を広く浅く知っているという、いわば教養が必要となる時代になってきた。

 

在宅勤務は、会社という居場所を失う働き方です。しかしそのことによって、世界という大きな居場所を獲得する機会を与えてくれる働き方でもあるのです。

 

本書にもあるように、在宅勤務により、会社への帰属意識は薄れ、その代わりに、業界や社会に意識が向かうようになってきている気もします。

私の中の変化を、文字で提示してもらったようで、良かったです。