『資金300万円から家賃年収1000万円を生み出す極意 まずはアパート一棟、買いなさい!』(SB Creative)の読書感想文
石原 博光(著)
2016年2月出版/1650円/四六判/1色刷り/表紙カバーあり/
本文14Q/296頁/右開き/文字は縦組み/1ページ40文字×16行/
柱:章タイトルだけ、左ページ、上側
<出版社>
<Amazon>
企画の勉強のため、不動産関係で、大変売れていると聞く本書を、手にとりました。
<目次>
1.最新刊が・・・
ブログに書くために、出版社のHPなどを見ていますと、なんと本書の最新刊が2021年9月に出ていました(汗)。
私は、1つ前の版の本を手に取ってしまったようです(汗)。
ちょっと悲しくなりましたが、目次を見比べると、そんなに情報が変わっていないのかな?
以下、私が読んだ目次です。
序 章 なぜ不動産投資なのか?
第1章 地方の一棟アパートか都心の築古アパートを狙え!
第2章 買ってもいい物件、買ってはいけない物件
第3章 資産性が低くても、銀行から融資を引く秘訣
第4章 購入価格は自分で決める! 値切りの交渉術
第5章 物件管理はプロにお任せ! いい管理会社の選び方
第6章 大家さんの腕の見せどころ! リフォーム大作戦
第7章 入居者さん、いらっしゃい! 満室経営を生む極意
第8章 入居者が決まったら、いざリスクに負けない運用を!
ケーススタディ まずはアパート一棟、買いました!
2.不動産の全体像がわかる良書
さて、気持ちを切り替えて、本書の感想です。
本書は、投資だけでなく、自分が不動産を購入する際にも役立つ内容が載っていました。
例えば、良い物件の見つけ方や融資の取りつけ方、購入時の値切りなどは、マイホームで中古物件を買う場合、役立ちそうですね。
また、管理会社のことや、不動産を「稼動産」(稼動して資産を生み出す動産)ととらえる点などは、投資をするなら知っておくべき視点ですね。勉強になりました。
3.実体験がベースなので、わかりやすい
本書は、著者の体験をもとに、話が展開しています。
ブログを読んでいるかのようで、なんか親しみやすく、読みやすかったです。
難しそうなテーマは、このように実体験をもとに、話を進めると良いですね。
4.でも、やっぱり大変そう
定期的に家賃として入ってくる不動産投資は、不労所得としては魅力的ですが・・・。
やはり資金と労力もかかりそうです。