朝井麻由美(著)
2019年3月出版/1540円/四六判/2色刷り/表紙カバーあり/
本文14Q/208頁/右開き/文字は縦組み/1ページ39文字×15行
柱:章タイトル:右ページ、ノンブル横
(ただし、ノンブルが本を綴じている側にあり)
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本書は、テレビ東京で、ドラマ化されていました。
かなり気に入って、毎週楽しみに見ていました。
その原作だったので、手にとってみました。
<目次>
1.「恥ずかしい」は気の持ちよう
私自身、昔から、ソロ活をしていました。
本書にも書いていますが、やりたいことを思う存分に楽しめるのは、ソロ活の魅力です。
ただソロ活は、「恥ずかしい」という気持ちが芽生えるのも事実。
でも本書では、この「恥ずかしい」は気の持ちようということで、恥ずかしくならない気の持ちようも教えてくれます。
たとえば、飲食店にいるときは、「フードライターとして取材の一環で一人なのだ」と思うと良いそうです。
このような発想を知るのも、おもしろかったです。
2.ソロ活ができるテーマがわかる
4章は「オススメソロ活30選」として、ソロ活ができるテーマが載っています。
著者の体験とともに、難易度・孤独度の指標もあり、興味深いです。
私がやってみたいなと思ったのは、以下のソロ活。
ひとりプラネタリウム
ひとり盆栽
ひとりバー
ひとりオクトーバーフェスト
ひとりビアガーデン
気づけば、飲むことばかり(最近、外食していないので、欲しているのかな?)
ただ、ドラマを見ていた身として残念だったのが、「具体的に、どこで、それができるのか、書いていない」点です。
ドラマでは、撮影場所が最後に紹介されていましたので。
でも、全国販売の書籍では、そのような情報は入れられないですね。
そのような旬な情報は、インターネットか雑誌で探すとします。
3.ソロ活のサイト
本書の最後に、著者も執筆されているサイトの紹介がありました。
その名も「ソロ活」というサイト。
主に東京のソロ活スポットが載っていました。
私は東京に住んでいないので、住んでいるエリアで、このようなサイトがないか調べると・・・。
意外と、まとまっているサイトはありませんね。
インスタグラムを見ても、「#ソロ活」も、そんなに出てきません。
そう思うと、ソロ活は、まだまだ市民権を得られていないのかなと感じました。
4.私の周りのソロ活の達人
余談ですが、最近、私の友人は、ソロ活として、ドラマや映画のエキストラをしています。
いろいろなソロ活があるんですね。
本書を読んで、私も一人であっても、興味があることなど、いろいろなことに、挑戦していきたいなと思いました。
また、本の企画としては、今後広がるかもしれない話題を、先駆者に書いてもらうのは良いですね。